Tumugi 浅黄色の紬のボウタイ
・ノンリバーシブルタイプ
・シルク100%
・シェルボタン(高瀬貝)
この浅黄色の紬ボウタイは、鈍い光沢と表面に現れる小さなこぶで、独特の風合いと深みを醸し出します。
江戸期、贅沢禁止令が高価な絹物の着用を禁じた折、富裕な町人たちは独創的な解決策を見つけました。彼らは「遠目からは木綿に見える」と言われた紬を着用し、木綿と偽って規則を巧みに回避しました。この面白いエピソードが今に残ります。
色合いは渋く、絹でありながら絹らしい光沢を持たないこのボウタイは、さりげない趣味の良さを主張する素材です。
製作過程では、丁寧に着物生地を解き、最良の部分のみを使用。カッティングからボタンホールの仕上げ、丹念なソーイングに至るまで、手間暇を惜しまない工程を経ています。
手結びによりトルソーの首に結ばれたボウタイは、自在に蝶の形を操れ、ディンプルを深くしたり浅くしたりと、とてもこなれた感じに仕上げます。
さらに、ボウタイの後ろにある「三つのシェルボタン」で長さを調整できるため、手結びが面倒な方にも大変ご好評をいただいています。
この浅黄色の紬ボウタイは、その歴史的背景と精緻な製造技術を兼ね備えた一品。独特の風合いと洗練されたデザインで、あなたのスタイルに新しい風を吹き込むことでしょう。ぜひ、その手に取り、感じてみてください。
¥14,500
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