政次郎の始まり。
政次郎(まさじろう)は、日本の伝統的な着物生地を活かした美しい蝶ネクタイを制作しています。私たちの物語は、初代政次郎のレガシーとして始まります。
初代政次郎は大西家の三男として生まれ、若い頃から洗練されたスタイルに魅了されていました。彼は旧制中学を卒業後、旧制高校の受験に失敗しましたが、その後、縁を頼りに中国大陸に渡りました。そこで南満州鉄道に就職し、客室係や食堂車の給仕として働きました。彼の情熱と努力によって、やがて給仕長にまで昇進しました。
1945年まで大連にて高級日本料理店を経営していた初代政次郎は、シベリヤ抑留を経験し神戸へ戻りました。神戸では、彼の語学力と洗練されたセンスを生かし、小さな輸入雑貨店を開業しました。そこでは、服地や靴、さまざまな雑貨を扱い、多くの人々に喜びと魅力を届けました。
政次郎にとって初代政次郎のレガシーは、クローゼットの整理中に偶然見つかった蝶ネクタイでした。彼のクローゼットには数え切れないほどのネクタイが所蔵されていましたが、その中でも特に目を引いたのが、日本の着物生地を使用したボウタイでした。
この蝶ネクタイは、黒地に白い水玉文様が施され、濃茶の丸が散りばめられています。着物生地ならではの絞り染めで作られたこのネクタイは、他のボウタイとは異なる風情を持っています。その手縫いのボタンホールと調整可能なボタンは、丁寧な仕事の証です。初代政次郎は、洗練された人であり、彼のこだわりとエレガンスがこのネクタイにも反映されています。
政次郎ブランドは、和のテイストを西洋のファッションアイテムに溶け込ますアプローチにこだわっています。私たちは伝統的な日本の着物生地を厳選し、一つ一つの蝶ネクタイを丁寧に手作りしています。私たちの蝶ネクタイは、和の美学と現代のスタイルを融合させることで、独自の魅力を生み出しています。
政次郎の蝶ネクタイは、その美しさと洗練されたデザインによって、自己表現と個性を追求する人々に愛されています。私たちは、初代政次郎の精神を受け継ぎ、彼のレガシーを誇りに思いながら、さらなる進化と創造を目指しています。
私たち政次郎は、あなたが特別な日や重要な場面で自信を持って身に着けられる蝶ネクタイを提供することを使命としています。日本の伝統と洗練を体現した政次郎の蝶ネクタイは、あなたのスタイルと魅力を引き立てることでしょう。私たちと共に、新たな冒険を始めましょう。