政次郎の独り言

2023/05/31 10:10


日本の洋装の始まりは、1867年パリ万博か。

 最後の将軍・徳川慶喜が政権を朝廷に帰した1867年。
その年の正月に、彼は弟・昭武を将軍名代としてパリ万博へ派遣しました。ヨーロッパの人々は次期将軍の有力候補を「プリンス・トクガワ」として迎え、昭武はナポレオン3世夫妻やロシア皇帝とオペラを観劇するなど、わが国最初の宮廷外交を行いました。
 随行した渋沢栄一は、経理や危機管理に卓越した手腕を発揮しました。後に経済人として活躍する渋沢の原点は万博にあったのです。
この時から、劇的に羽織袴、二本差し帯刀の武士姿から劇的に洋装になるのである、私はパリ万博以前にも洋装の日本人がいると思うが、やはりこの1867年が洋装に向かった大きな変化の時代であったと思う。
現存する写真や資料から読み取れるのは確実にこの時代1867年からであったと考えられます。髷を切り斬髪にして、ポマードで固めるヘアースタイル、しかし考えてみると、総髪髷の武士はいいが、月代のあった武士は困ったであろう、月代が伸びて整髪できるまでは大変かなって思うのですが、まあ、どうでもいい話であるのは確か。②につづく






政次郎の独り言 Top